最近アマゾンプライム映画で落穂拾いしてることが多い。この映画もそんな感じで鑑賞したのですが、意外なほど良かった。
話は終末的世界でロボットが自我に目覚めるという、(まあ低予算と相性がいい物語ということもあると思うのだけど)過去に何回となく作られてきたようなSF。
人類を継ぐ存在がロボットでなぜ悪い?と主張するその象られた存在の見栄えがすごくチープなのが(今だったらCGなんだからいくらでもそれらしく作れると思うのだけど)逆に面白かった。
ただ、人類は遅かれ早かれ滅びるしかないという諦念滲む世界にあって、それでも今は生きていこうという主人公たちの意思が、不思議なほど余韻を残します。点数にすると3なんだけど、点数化できない部分に味があって好きでした。
☆☆☆