諸事情により自分のための散財がほとんどできなくなったので、物欲日誌に書くような内容もここのところあまりないんだけど、いろいろ使ってみて自分なりの定番「靴の手入れクリームリスト」ができたのでちょっと書いておきます。(手ごろな値段のもの。)
クリーニング:諸説ありますが、基本的にクリーナーは必要ないと思う。保革クリームとしてサフィールのデリケートクリームを使用していますが、塗る過程で余分なワックスなどは取れるから。このクリームはかなり汎用性が高いので重宝します。ブックバインダーみたいなスムースレザー(ピカピカしてる感じのもの)だったら同じサフィールのレノベイターが相性がいい。
それでもちゃんと汚れを落とすことに特化したものが必要な場合、たとえばしっとりした質感の濃色(バーガンディなど)系の革、あるいはコードバンなどにはコロニルマイルドクリーナーが使い勝手がいいです。こちらもかなり汎用性が高い。もっと汚れがしつこい場合にはモゥブレイのステインリムーバーを使っています。
磨き:油性のいわゆるワックスだと、カピカピになって下手をすると革が割れるケースもあるので、乳化性クリームのほうが安全だし浸透しやすい。靴の修理は百貨店の靴修理専業店にしか最近は出さないようにしていて、ミスターミニットは場所によっては本当に仕事が雑なので避けているのですが(仕事の早さを売りにしてるから仕方ないけど)、クリームは意外といいです。※
靴は本当に費用対効果が高いと思うので、手入れに堪えるもの(物理的にも)を買って10年くらい履くのがいいと思うなあ。
※いま値段を確認したらモゥブレイでも変わらないな・・・ツヤ出しクリームは一度買っちゃうと全然減らないから、ひどいやつじゃない限り代えないんですよね。