『バロン』のような徹底したナンセンスを期待していたのだけど、そこまで弾けてないというか・・・ヒース・レジャーの件はあれども、その件がなくても落としどころを迷っている印象に変わりなかったのではないでしょうか。「警察に入ろう!!♪」のくだりはモンティ・パイソン的で面白かったけど、(冷静に振り返ると)昔からのファンに一応サービスしとくかと難しい顔で監督してたんじゃないかと想像されて。なんだかんだでリリー・コールの顔がいろんな意味で一番インパクト大。ところでヴァーン・トロイヤーはミニ・ミーしか知らなかったけれど、なかなか味わい深い演技でした。
☆☆☆