耳にする機会も多い、哀切なメロディーが印象深い「カヴァティーナ」はこの作品のテーマ曲だったんですね・・・『ディア・ハンター』観ずしてロシアン・シシトウとかいってる場合じゃなかったな。昔は結構TVの洋画劇場で放映されてたような記憶もあるのだけど、3時間の長尺をどうカットしてたのかしら?
さて結論をいうと、エンド・クレジットのウォーケンの笑顔で滂沱の涙が、というくらいグッときたのも確かなのだけど、正直彼が何故ベトナムに留まらねばならなかったのか?ということが腑に落ちなかったのも事実(雰囲気としては理解できるんだけど・・・)。加えて言えば、やはり些か長すぎる印象でした。「ある青春と友情の形」の物語であれば、同じチミノ作品なら『サンダーボルト』の方が好みだなあ。
☆☆☆1/2