これは文字どおりのオモチャ映画なんだから、という夏休み気分のおおらかな気持ちで臨んだのだけど、ちょっと・・・ひどかったですね。「世界を守ることよりもむしろ巻き込まれ死者や被害の方が甚大だろうと思われるパリのシーンを筆頭に、独善的なアメリカに憤りを覚え・・・」といった真面目なリアクションも空しくなるような空疎なストーリー。(まあ厳密にはNATO軍傘下の部隊ということになってるんだけど。)
唯一面白かったのが、ナノマシン弾頭を初期化・起動するのにフランス人の技術者が「イニシアライザスィオン」っていうとこ。なにそのインチキフランス語!・・・というネタだと思ったのだけど、念のため調べてみたらそれで正解だったよ・・・
☆☆
※ハムナプトラの頃から気になってるのですが、それなりに金掛けてるはずなのにどうしてこの監督作品のCGは微妙に精度が低いのかなあ・・・