この当時(1974)の映画は、本当に政府とか体制に対する不信感が強かったんだなという世相を感じさせる。作品としては黒幕が漠然としていて全容が掴めないシュールな展開が面白いんだけど、悪くいえばマンガ的で、『カンバセーション・・・盗聴』や『コンドル』みたいな切実さとか地に足の着いた恐怖感に乏しいような気がしました。
☆☆☆
この当時(1974)の映画は、本当に政府とか体制に対する不信感が強かったんだなという世相を感じさせる。作品としては黒幕が漠然としていて全容が掴めないシュールな展開が面白いんだけど、悪くいえばマンガ的で、『カンバセーション・・・盗聴』や『コンドル』みたいな切実さとか地に足の着いた恐怖感に乏しいような気がしました。
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