ウォーク・ザ・ライン(ジェームズ・マンゴールド)

 正直リース・ウィザースプーンの演技よりも、ロバート・パトリックの厳格(偏屈)すぎるオヤジぶりが印象深い。(あまりの老けぶりに最初は別人かと思った。)それまでのフィルモグラフィは率直に言ってT2の年金で成り立っていた感じだったから。これからはクリス・クーパーのスケジュールが押さえられない時は、彼に頼んだらいいんじゃないかな。
 作品そのものの出来は・・・微妙。演技が際立ってるだけでは「素晴らしい映画」にならないんですね。
☆☆1/2