ブラック・ダリア(ブライアン・デ・パルマ)

 『LAコンフィデンシャル』の大成功があり、この映画の当初の企画ではデヴィッド・フィンチャー監督ですすめられていたこともあり、ちょっと不安だったけれど(デ・パルマの資質と合致するのかなぁ?監督自身は好きだけど・・・みたいな気分)、みごとにデ・パルマタッチであったという意味込みで成功だった、と思う。結末の展開のむちゃ加減とか、それをねじ伏せる技量とか。
 ヒラリー・スワンクを見直した、と共に、やっぱりスカーレット嬢は魔性の女やねぇ(名は体をあらわす?)というところでも発見の多い作品でした。
☆☆☆☆