トレジャーアイランド

 ユーチューブでごりごりレアビデオ(主に特撮)を見ていると、こういう「ビデオ録画が一般的でない時代の映像」を(アップしてくれている人は)どういう手段で保存していたんだろう?ということをついつい考えてしまう。
 それはさておき、昔の子供向け番組(主に特撮)には不思議な「何か」がありましたね。子供心にも見ていてモヤモヤしてくるようなテイストのものが結構あった。プチトラウマとでもいうのでしょうか?具体的に幾つかタイトルを挙げると『ザ・カゲスター』『小さなスーパーマン ガンバロン』『透明ドリちゃん』など。あまりにも独特なので、俺の妄想だったかしらん?とすら思えてくるほど。それでもしかして、と思って検索すると、しっかりアップされてるんですね(すごい時代やな)。そしてまた幼少時代の微妙な気分が生々しく甦ってきて・・・
 ちっちゃい頃、そういう気分になってたのって俺だけじゃなかったんだな。(→2006-10-04 - マトモ亭 後だしジャンケン連敗録さん)
 イケメン商法で汲々としている今の特撮番組は確かにソフィスティケートされてるかもしれないけれど、その過程で失ったものも多いと思う。でも高度経済成長期という時代だからこそのプリミティブな魅力であって、今の世の中で「ああいう感じ」というのは狙っても無理なんやろうなぁ。