X−メン ファイナル・ディシジョン(ブレット・ラトナー)

 ミュータントの特殊能力を描くVFXも迫力満点で、完結編としては申し分ない出来だったと思います。監督の変更はあったけれど、いい意味で職人らしい腕をみせていた。ケレン味という側面からならブライアン・シンガー以上。新キャラが顔見せだけじゃあ・・・という意見もあるようですが、仮面ライダーなどの特撮番組で怪人復活総登場の回にワクワクしていた自分としては割り増しサービス感があって単純に嬉しかった。
 残念だったのはファムケ・ヤンセンの老けっぷり。好きな女優さんなんだけど、すっかりおばちゃんに。おばちゃんといえば、それ以上に看過できないのがアンナ・パキンアイスマンの心変わりは、「体のふれあい」とかっていう以前の話ではないかと疑ってしまった・・・
 それはともかく、ウルヴァリンマグニートーの幼少時代のスピンオフが製作されるらしいので今度はそちらを楽しみにしたいです。
☆☆☆☆