Newtone(NEWTONE)

 僕が持っているのは1996年発売のEC版。エド・サリバンショー出演みたいなシチュエーションのジャケット写真が妙に気持ち悪くてインパクト大。それでどんなバンドかと聞いてみたらアシッド風ファンクですごく良かった、というのが出会い。だったのだけど、セカンドの話を聞かないまま今に至っていた。

 それで「検索してみたらいいんじゃん!」となぜか今日ふいに思い立ってネットで調べたら、一発屋的にその後がなかったことが判明。切ない気持ちになった。ちょうどスウェディッシュ・ポップが流行ってた頃の末期であったこともあり、一緒になかったことにされてしまったらしい・・・(トーレ・ヨハンセンとかどこ行ったんでしょうね。なんか猫も杓子もトモヨもボニーもって鬼のようにプロデュースしてたのに。)

 ともあれ珍しいスウェーデン産ファンク。シングル曲の「セルフ・コンフィデンス」なんか結構FMでかかってた記憶があるのだが、友人に聞かせても「知らん」というリアクションしかないので俺の妄想かとすら心配したけど、日本版もちゃんと発売されてた。ジャンルはファンクだけどジャミロクワイ的にキャッチーでとっつきやすい。もうちょっとビヨンビヨンしてる印象かな。機会があったら聞いてみてほしいバンドです。

☆☆☆1/2

※迂闊なことに、今をときめくフランツ・フェルディナントはトーレ・ヨハンセンプロデュースだった!