2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件(ツイ・ハーク)

タイトルの情報量が多すぎて何となく見てなかったけど、すごく面白かった。そういえばワイヤーアクションってこんな感じだったよな、と思い出しました。思いついたアクションをライブで実現する無茶さ加減がいい!(CGでは出せない味わいがあるのです。) 犯…

ブックスマート(オリヴィア・ワイルド)

最高にチャーミングな映画でした。 嫌われることを恐れるあまり、先に距離を置いてしまえば傷つかなくて済む、と思いなして卒業前日まできちゃったけど、思い切って「飛んで」みたら実はみんないい奴らだった、という優しいお話。悪人が一人もいない※1とい…

バッドボーイズ フォー・ライフ(アディル・エル・アルビ、ビラル・ファラー)

いろいろ設定が無茶だけど、ベイっぽさはありました。こういうのはもういいかな…(って1作目の時から思ってたような気もするけど。) ☆☆☆

拾った女(チャールズ・ウィルフォード)

正調ノワールかと思ったら意外と定石を脱臼する展開が多くて、主人公の転落をなすすべもなく見守るしかないという「破滅もの」という印象でした(語りに仕掛けのある主流文学でしょうか)。正直苦手な分野だったのですが(読み進むのが辛い)、そういうこと…

ヴィジット(M・ナイト・シャマラン)

ホラーというより是枝監督的な何かじゃないかと思いました。 ☆☆☆

ジェミニマン(アン・リー)

せっかくの僕が偏愛するデイヴィッド・ベニオフによる脚本だったけれど、擁護できない穴だらけの内容でした…なまじCGの出来がよいせいで、クローンをわざわざ大人まで育てるのって迂遠すぎるのでは?どこかから適正の高い人をリクルートしてきた方が早かった…

ザ・ハント(クレイグ・ゾベル)

訳も分からず集められた人々が顔の見えない敵に向かってサバイバルしていく、というのは娯楽作品の一つの型としてあると思うけど、先が読めないし色々工夫があって面白かったです。こうであってほしかった『プレデターズ』という感じかな。 ☆☆☆1/2 ※とこ…

スーパーマン(リチャード・ドナー)

多分リチャード・ドナー追悼企画だったんじゃないかと思うけど、アマゾンにアップされていたのですごく久しぶりに見ました。スモールヴィルの雄大な景色など、そういえば昔の大作ってこんな感じだったよな、と堂々たる風格でグッとくる。思うに現在の大作映…

イコライザー2(アントワーン・フークワ)

想像してた以上に面白かった。残念な拡大再生産かと思っていたので。もしかしたら1作目より好きかもしれない。嵐の中での決闘が新鮮(プロダクションデザインがすごい)。 ただの殺し屋で終わるか否かは本を読んでいるかどうかで決まるという話だと思いまし…

ギルティ(グスタフ・モーラー)

ソリッドシチュエーション・サスペンスと呼ばれる分野の映画だと思うけれど、「ワンアイディアでどこまでいけるか」とか「ツイストが」みたいな観点よりも、むしろ主人公の内面にフォーカスした作品だったんですね。 ただ、評判に引っ張られて観たので、健闘…

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(ジョージ・A・ロメロ)

『ゾンビ』『死霊のえじき』は見ていたのだけど、ようやく見ました。(これまでも何度かトライしてたんだけど、家に入ってからの2人の会話の場面で寝ちゃってた…。)所謂ゾンビものの定型とされる要素は出そろっているし、シンプルな作品が持つ力強さがある…

幸福路のチー(ソン・シンイン)

台湾のこと、分かってるつもりで全然分かってなかったというか、わりと最近に至るまで激動だったんですね。それと内容そのものが結構きつかったです。ほっこりするような作品ではなかったんだな。 ☆☆☆