2010-05-31から1日間の記事一覧

ビザンチウムの夜(アーウィン・ショー)

栄枯盛衰の激しい映画ビジネスの世界で、かつては大立者として認められたクレイグ。しかし時代の趨勢には逆らえず、ここ最近は半ば忘れられた存在だった。そんな彼が久しぶりにカンヌの地に帰ってきた。それは自ら初めて書いたシナリオを「仲間たち」に問う…

あなたと私の合い言葉 さようなら、今日は(市川崑)

『青空娘』の若尾文子も溌剌として良かったけれど、こちらの感情を押し殺して忍ぶ姿もかなりグッときました。(そしてメガネ!) 導入で歌謡映画と見せかけて、実は小津パロディというのもすごいけど、画的な話をすると、市川崑のスタイリストぶりは本当に相…