2008-08-17から1日間の記事一覧

運命じゃない人(内田けんじ)

相当面白かった。評判を聞いて構えていたけど、それでも面白かった。噂どおり脚本は隙のない構成で本当に素晴らしかったし、(地味だけど)それを受ける役者さんがよかったから、ということも書いておかねば。野郎の友情が泣かせます。 ☆☆☆☆☆

夏の涯ての島(イアン・R・マクラウド)

藤子・F・不二雄のSF短篇ものは、年齢を重ねるにつれ、受け入れなければならない「あきらめ」みたいな諦念が裏テーマにあるものが意外と多く、藤子Ⓐのような一読したときのインパクト勝負でない分、後からボディブローのように効いてくることに大人になっ…