2006-01-01から1年間の記事一覧

ホンモノや・・・

『暗闇のスキャナー』改め『スキャナー・ダークリー』のトレーラーが公開されてますが、メンツがすごいことになってますね。 キアヌ・リーヴス(フレッド/ボブ・アルクトール) ロバート・ダウニー・Jr(バリス) ウィノナ・ライダー(ドナ) ウディ・ハ…

ブレイキング・ニュース(ジョニー・トゥ)

この監督の作品にしては凡作でしょうか。・・・エクストリームな描写がないと満足できなくなってるのかも。「過激化と大衆迎合の度合いを進めるマスコミとそれに積極的に乗っかろうとする警察という構図の風刺劇」という企画意図が上手くいってない印象。そ…

社会人心得

今日、PCのアダプタが断線と思しき症状で駄目になり、直してもらうのも面倒なので大規模家電店に買いに行った。 すると売り場が広いだけにどこに置いてあるか見つからず、(店員さんを捕まえればよかったんだけど)近くにいた光ブロードバンドの販促部員(…

仮面ライダー THE FIRST(長石多可男)

ごめんなさい。つらかった。ドラマパートが。なんで主人公たちの恋愛劇とかウエンツの少女漫画風悲恋がふた昔前水準なのか?「THE FIRST」だからかしらん。アナクロさを愛でるという狙いでもないようだったし・・・(そもそも「平成ガメラ」にしても…

グエムル(ポン・ジュノ)

怪獣映画の皮をかぶった反体制映画でした。 見慣れた風景に怪物が出てきたらどういうことになるんだろう?という空想を100%満たしてくれるイメージの緻密さに感心(ここのガスタンクが万が一道路に転がってきたら、どう逃げよう?みたいな妄想しがちな3…

ドミノ(トニー・スコット)

この映画の「実話」度というのは『パーフェクト・ストーム』並みやねぇ・・・ まあ冒頭でセルフ・ツッコミしてたから確信犯なんだろうけれど、となればなぜ実在の人物でなければならなかったのか?、という事がやっぱり拭い難く気になってしまって。それなら…

メリンダとメリンダ(ウディ・アレン)

ラダ・ミッチェルのファンとして迂闊にも見落していたので。と思ったら最近いいなと注目しているキウェテル・イジョフォーも出演してた。相変わらず「余裕のある大人な男」ぶりが素敵すぎる。さて内容ですが・・・ とあるレストラン、劇作家仲間が談笑してい…

小出さんと取手さんはどういう関係なんですか?

先日FM番組「アヴァンティ」で北野誠が怪談を披露していた。その中で想像がよくない方向に傾いていくことを、普通に「一同ネガティブな思いに捕らわれて」と言えばいいものを、「ネガティブ・キャンペーンをはっていて」とカッコいいつもりで誤った横文字…

ハットリ

CP9の中でもニヒルな雰囲気が群を抜いて格好よいルッチさんですが、デザインモチーフはスヌープ・ドッグとみた。なんとなくいつもピンプファッションぽいし。

ステルス(ロブ・コーエン)

のび太の海底鬼岩城のバギーちゃんみたいだった。 それはさておき、「世界の警察」なんだから大義名分があればどんな無茶な攻撃も「あり」なんだ、という映画の根幹に流れる思想がアメリカの一般的な感覚なんだろうなと思うと、かなり怖くもあり・・・☆☆☆

これって・・・

「ぜんまいざむらい」の「ずきんちゃん」ってヒロインなのに夜鷹みたい・・・

スーパーマン リターンズ(ブライアン・シンガー)

『スーパーマン』のテーマって、鼻歌を歌ってるといつの間にか『スター・ウォーズ』のテーマになるね。 という訳で、ジョン・ウィリアムス作曲による懐かしの『スーパーマン』のテーマで始まるこの作品、テーマ曲のとおりの明朗快活路線かと思いきや、人情ド…

9.11映画について思うこと

『ユナイテッド93』や『ワールド・トレード・センター』といった映画がそろそろ公開される。プロモも活発になってきた。亡くなった方やご遺族には同情の念を禁じえないけれど、それでも映画化されることのスタジオ側の判断は、「そろそろ作ってもいい頃合…

元気なぼくらの元気なおもちゃ(ウィル・セルフ)

「奇想コレクション」はSFプロパー(といってしまっていいと思うんだけど)の選集だと思ってたら、今回は変化球なのかスリップ・ストリームですらない現代文学だった。「奇想コレクション」に外れなしという信頼感が自分の中にはあるので出たらとりあえず…

ETC

最近職場の人たちが新車購入などのタイミングでつけてるので、流行に乗っかってみました。物欲ってわけでもないんだけど、割引率とかマイレージのシステムをちゃんと聞いたら結構あなどれないことが分かったので。それにハイカも廃止になったしね。(なんか…

サマータイムマシンブルース(本広克行)

香川大学近辺の景色がとてもよかった。景色に4点。それと僕も映画を撮らない映画研究部だったので、SFを探求しないSF研というのは非常に近しいものを感じた。あのユルさ。 ただ小劇団系の「観客も半ば身内的なリアクション込み」の(甘えた?)ぬるい笑…

ページをめくれば(ゼナ・ヘンダースン)

「奇想コレクション」のなかの一冊。作者の作品は『なんでも箱』を読んだことがあっただけだったので、勝手にジュブナイル的な感触の作品を書く人だという思い込みがありました。もちろんそういうテイストの作品もたくさん書いている作家ではあるのですが、…

愛のメモリー(ブライアン・デ・パルマ)

ヒッチコックごっこはシネフィル系の映画作家がかかる「はしか」みたいなものですが、ブライアンはこの頃、よっぽどこじらせていたのだなと思いました。今も完治してないけれど。 メイキングを見てみると、いかに『めまい』に迫る傑作となったかを関係者が得…

地球の静止する日(V.A)

映画化されたSF小説アンソロジー。メジャータイトルではなくてレア度を基準に集められたものなので、飛びぬけてすごい傑作というのは正直なかったと思います。(あ、スタージョンの『殺人ブルドーザー』は映画の方がガックリな作品だったせいもあるのか、…

パイレーツ・オブ・カリビアン<デッドマンズ・チェスト>

(ゴア・ヴァービンスキー) 「予告編だけが良かった夏の大作」のパターンど真ん中だったよ・・・ 登場人物の行動原理がよく分からない。だから素直に話に乗っかれない。ジャックのねずみ男ぶりは前作以上。そのせいで主人公カップルはお人好し過ぎる印象な…

デス博士の島その他の物語(ジーン・ウルフ)

全くもって好みの問題なんだけど、「現代文学」によくあるような「アクロバティックな構成」とか「多様な読みの可能性」みたいなものがピンとこない。(そういう試みが物語上の必然性と一致していると感じられたのは、村上春樹の『世界の終わりとハードボイ…

おひとりさま向上カウンシル

いろいろありまして、ちょっと自分を追い込むような気分で「ひとり焼肉」にいってきた。 存外いい!自分のペースで個室でゆったり焼肉というのもラグジュアリーな気分で。「おひとりさま」というライフスタイルの提案もいいとこ突いていると思ったことだった…

乱歩地獄(竹内スグル、実相寺昭雄、佐藤寿保、カネコアツシ)

乱歩作品の中でも趣味がはっちゃけ過ぎていて、なかなか映像化に手が出なかった(と思しき)短編を映画化したオムニバス作品。 江戸川乱歩の小説をアートフィルム(的なミニシアター系作品)にしようというのは、意図が分かりやすいだけにベタさ加減から逆に…

カーズ(ジョン・ラセター)

看板監督7年ぶりの登板作品。つまるところピクサーの強さというのは、ジブリが結局宮崎駿というスター監督に全てを委ねざるを得ないのに対し、実力のある複数の監督を抜擢してきちんと成果が出せるところにあると思う。 今回内容は「長屋人情もの」。小さい…

トワイライトな物件

今日外勤していると、「サイレント・ヒルズ」というアパートを発見した。こえー。しかしどういう意図でこの名前を付けたのか・・・ ところで『サイレント・ヒル』といえば『ピッチ・ブラック』以来のラダ・ミッチェルファンなんですが、熟女好きの範疇?

ティオティワカン

先輩が今度のボーナスを頭金にニュー・ビートルを購入、本日納車となりました。実はメイド・イン・メキシコって知ってた?という話題になり、 「ああ、サンチョとロドリゲスがテキーラ片手に作ってるんですよね」 「シエスタの後で部品が余ってるのに気づい…

intec275

ボーナスで新しいオーディオの購入を検討。マランツなども俎上にあったけれど、店頭で試聴して良かったのでオンキョーのintec275に決めました。スピーカーだけJBLにしようか(見栄で)とも思いましたが、素人がバランスも考えずに組み合わせてもなあ、と…

M:i:Ⅲの女性メンバーって

脇役陣が豪華だったこの作品、チームのアジア系紅一点の人がかなり印象的だったんだけど、このマギー・Qってあの怪作『レディ・ウェポン』のマギー・Qだったのか!すごい抜擢。スー・チーもそうだけど、いつでも脱げます!みたいな人がハリウッド進出しや…

画家も見た目が9割?

日本画のスキルと、何よりずば抜けたルックスで只今ブレイク中の松井冬子さんですが、今日の新日曜美術館のゲストでした。平面媒体では最近よく見かけるけど、トークも「出来る」人だったんですね。モチベーションやオブセッションをちゃんと理屈に落としこ…

M:i:Ⅲ(ミッションインポッシブル3)(J・J・エイブラムス)

フィリップ・シーモア・ホフマンってこんなに格好良かったのか!「ある意味」みたいなカッコ付きでなく、普通にハンサムな役者だと初めて思った。意外と出演場面少なめで残念だったけど。 1作目は掟破りのどんでん返しで、「アクロイド殺し」的一発ネタだか…