悪女(チョン・ビョンギル)

 むちゃなアクションを画にしてやるんだ!(ニキータが好きなんだ!)という心意気は凄かった(窓を突き抜けたりバイクを回り込んだりという追従するカメラはどうなってるのか本当にわからなかった)。ただ敵も味方も作戦がずさんすぎるし、娘が不憫すぎる。まあ話そのものはアクションの入れ物であってそれ以上ではない、ということなのかもしれないけど、そこを突き抜けてくるエモーションを感じさせる熱演だったから…

 ところで後から知ったのだけど、主人公は『渇き』のコンビだったんですね(見ている間気づかなかった)。上手さがもったいない感じは否めない…

☆☆☆1/2