ホドロフスキーのDUNE(フランク・パヴィッチ)

 つくづくホドロフスキーは誇大妄想狂の人なんだと思いました。普通に考えたら実現するはずがない。でもなんか魅力的でもあるのだろうと画面から伝わってきました。(逸話から想像するにジョブズの現実歪曲空間もそういう感じだったのではなかろうか?)

 ところで、ネットが今のように発達する前の頃、ホドロフスキーのことを「コミック・アーティスト」と紹介していることがあって(実際にはバンド・デシネ原作者だったわけだけど)、ああ実はそういう出自の人だったのか、と勝手に納得してたのだけど、実際は『デューン』準備の縁で知り合ったメビウスと合作した、という時系列だったのだと今回ようやく分かりました。

☆☆☆