パシフィック・リム: アップライジング(スティーヴン・S・デナイト)

 映画としての精度でいえば前作なんだろうけれど(そして実はあまりピンとこなかったのだけど)、子どもが独力でロボット作ってたり、その上いきなりスカウトされたり、ふらふらしてた主人公がいきなり教官になったり、という無茶にもほどがある物語が逆に「巨大ロボットもの」って本来こうだよね、だって子ども向けなんだもの、という潔さを感じさせて好きだった。

 そういえば、最近は娯楽超大作といえば中国資本が欠かせない訳ですが、序盤から中国をディスるような展開があって、人ごとながら大丈夫かしら…と心配しながら観ていたのだけど、最後はきっちり花を持たせる作りになっていて、そうだよねそりゃそうだよね、と思ったことでした。

☆☆☆