ペンタゴン・ペーパーズ(スティーブン・スピルバーグ)

 政治的なイシューって、最終的には決定権のある個人(政府報道双方含む社交界メンバー=現代の貴族階級)の感覚的、感触的な部分で決まることが顕わになっていて、そこが面白かった。だからこそインテリジェンス活動の介入する余地がある、ということでもあるけど。

 ただ映画作品として見たら、この後『大統領の陰謀』があるんだな、という補助線なしでは物足りなさも感じたのが正直なところでした。

☆☆☆