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世界侵略:ロサンゼルス決戦(ジョナサン・リーベスマン)

 VFXの技術委託をしてたら上澄みをチョロまかされて、軒を貸して母屋を取られた(←ちょっと違う)、みたいな騒動があって。しかも先に公開して売り抜けるという香港映画のようなしたたかさで上映された『スカイライン』を見てみると、えぇ!こんなこぢんまりした話なの?と驚かされたものでした(あれはあれで面白いところもあったけどね)。
 さて本家はどんなものかしら、と今回足を運んだわけですが、蓋を開けてみると「ミリタリーSF好きが作った気が利いた自主制作映画」みたいなスケール感だったよ・・・世界侵略って完全に誇大タイトルじゃないの邦題・・・まあ主人公の古強者の個人的な落とし前に収斂する話だから、規模としては正解なのかもしれません。
 興味深かったのは、「指揮官という立場の覚悟」とか「撤退NO!!」というフレーズが折に触れ繰り返されることで。「アメリカを覆う閉塞感」みたいなことは報道などでもよく耳にするところ、リーマンショックから此の方そういう状況なのだと頭では分かっても、感覚として正直ピンときてなかったのですが、こんなに「から元気も元気」みたいに無理やり自らを鼓舞しないといけない雰囲気なのか…と腑に落ちました。間接的にだけど、映画って雄弁だな。
 あとご飯ちゃんと食べないと、いい仕事できないよ。
☆☆☆