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GONIN(石井隆)

 すごく久しぶりに再見。好きじゃない人だけど奥山和由が一番ギラギラしてた頃、の作品ですね(あ、でも例の「乱歩」の後なのか)。石井作品にありがちな「流れを逸脱するほどの過剰さ」が一般向けにいい具合に剪定されて間口が広くなってる感はやっぱりあります(一方で私はその過剰さも愛する者ですが)。出演陣の豪華さも奥山プロデュースあったればこそだと思うし。
 ところで、「たけし扮する殺し屋が騒ぎに駆けつけたパトカーに対し、発砲しながらジリジリと迫っていく。何発か銃声がした後、クラクションがプーと鳴りっぱなしに・・・」という若干遠景からのシーンがあるのだけど、ディテールを映さずに状況を描くという方法が気が利いてて良かった。この場面に限らず音の使い方が上手い映画でしたね。
 今回気付いたささやかな2点。1.ジミー(椎名桔平)が冒頭のバッティングセンターで実は既に登場しているのはタイラー・ダーデンみたい。2.竹中直人の娘役は栗山千明
☆☆☆☆