鳥のオブジェ


 という訳で、姪のご機嫌伺いも済んだ後、福岡でも北欧ヴィンテージのアイテムで定評のあるインテリアショップに足を運びました。目的はTV周りのインテリアの参考に。先日薄型テレビとAVボードを購入したはいいものの、画面が大きくなったせいか丈のあるアイテムじゃないとパンチに乏しい気がして。
 すると以前から気になっていた木製の鳥オブジェがまだ置いてあったので、これって売り物なんですか?と尋ねると2体まで販売対象ですとのこと。1万前後なら、と思ってたら存外いい値段・・・やむなくボーナス一括払いに。それで他のものも参考までにつらつら見てたら、「レイアウトにリズムが出るので、こういう丈の低い皿みたいなアイテムも置くのがお薦めですよ(ついでに、どない?)」「なるほど、どこのメーカーのものですか?(金がないからボーナス一括にしてるのに、ポテトとドリンクみたいな気安さで畳み掛けてくるなあ・・・無理、無理やで・・・)」「ロイヤルコペンハーゲンの60年代ヴィンテージですね。今のデザインからイメージすると随分カラーが違いますけどね。(意外と財布の紐が固いわ・・・)」というやりとりがあったりして。
 ともあれ、実際に家に置いてみたらいい感じに収まってなかなかいい買い物でした。繊細に流れるライン(くびれ)と美しく出た木目が鳥らしさを絶妙に演出。ハンス・ボーリンとかリサ・ラーソンみたいに名のあるデザイナーによるものじゃないアノニマス工芸というのもお気に入りポイント。(実は有名だったりしたら恥ずかしいな・・・)
☆☆☆1/2