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プレデターズ(ニムロッド・アーントル)

 監督作『モーテル』がタイトなサスペンスの佳作だったので期待してたのですが・・・以下感想メモ。(ネタバレあり)
・訳も分からずバトルゾーンに放り込まれて途方にくれる、という導入はいいと思うのだけど、物語を推進する「人物のモチベーション」の設定が明確でないため非常に散漫で場当たり的な感じがしてしまうのは・・・フレドリック・ブラウンの『闘技場』あたりをおさらいしたほうが。
・もののふの魂を持つ狩人といいながら、光学迷彩で隠れたところから強力な兵器で狙い撃ちというのは、卑怯者以外のなにものでもないよなあ。と毎回思う。でも好き。
・実のところ、ジャンルでいえば『アイデンティティー』みたいな「疑心暗鬼の複数キャラによる閉鎖環境サスペンス」に分類されるべき作品なのだけど、「閉鎖環境」がたまたまプレデターの猟場だったという。思うにそういう設定と相性が良いという監督起用の判断だったのかな。『アーマード』もそういう話だったし。
ローレンス・フィッシュバーンのキャラの使い方が非常にもったいない。何のために出てきたの?ゴクリの真似?(実際は「現在の状況」を俯瞰的に説明するため。)
・「ヤクザのハンゾーとプレデターの一騎打ち」や終盤のクライマックスなど白兵戦が燃える!はずなんだけど、盛り上げる技術に些か難ありの印象。
プレデターの同士討ちというグッドアイディアにたどり着きながら、これまたどうしてそういうショボイ展開になっちゃうのか・・・
・リメイクかと思ってたら直接の続編だった、というのが最大のサプライズでした。
☆☆☆
※世間的には好評価のようですね。つむじまがりな人間の意見とお考えください・・・