トラップと博才

 缶コーヒーが過剰に甘い設定なのは、肉体労働の糖分補給をユーザーとして想定しているからだと聞いたことがある。本当かどうかはさておき、個人的には微糖すら甘すぎて、飲んだときには脳の毛細血管が糖分でニチャニチャするような感じがして不快なので、メーカーを問わず無糖ストレートの銘柄を飲むようにしています。
 さて昨日、釣り場までの道中喉を潤す目的で自販機でブラックを買ったら、出てきたのは金色の缶の微糖コーヒーでした。うわーマジかよ、と思ったものの、別のところで買い直すのも手間なのでしょうがなく持って行きました。これはまあ時々ある話。さて今日もちょっと距離のある目的地まで運転するお供に、同じ自販機でコーヒーを買うことにしました。とはいえ、毎日補充があるような利用頻度の場所にある自販機ではないので、同じ過ちを繰り返す訳にはいかない。昨日は2列あるブラックの右側から買ったので、今日は左側のボタンを押しました。あにはからんや、出てきたのはまた金色。逆張りであえて微糖の方から買えばよかったか、と後悔してもあとの祭り。電話番号の記載のあるベンダーに連絡すれば交換してくれるらしいけど、現実的にそこまでする人はそうそういない訳で・・・連休はニチャニチャと釈然としない思いを抱えながら過ごしたのでした。