シネ・クァ・ノン(パウロ・ムニツ)

 とにかく1曲目の吸引力が強力で、そのままCDを引っつかんでドライブに出かけたくなる。
 声質・メロディといったあらゆる要素がポップスに最適化されたボサノヴァなので、いわゆるサウダージな感じは殆どないのだけれど、良い意味で「ながら聴き」に最適。贅沢をいえばアルバム中にもうちょっとバラエティがほしいかな。
☆☆☆1/2(1曲目の「Last try」は☆☆☆☆☆)