プロデューサーズ(スーザン・ストローマン)

 想像していたよりも下品でバカバカしかった(いい意味で)。メル・ブルックスのコメディは「うーん・・・」となってしまうこともあるけれど、これはかなり磐石なつくり(68年のオリジナルは未見)。作詞・作曲もメル・ブルックスっていうのがすごい。最後にご本人登場というのも嬉しかった(あまりの老け様にちょっとびびったけど。まあ当たり前か)。
 そしてまたもやウィル・フェレルがやけに面白い。少なくとも僕にとっては出てくるだけで確実に笑える鉄板コメディアンの位置づけです。ところで主役のネイサン・レインが(演技のせいか)ジャック・ブラックに見えて仕方なかった以上に、カルメン役のロジャー・バート北村一輝に見えて仕方なかった※。それで最新作は『ミッドナイト・ミート・トレイン』って・・・ハッ、クライヴ・バーカー→ゲイつながりか!?
☆☆☆☆
※同じ感想の人は意外と多かったみたいですね。