ファンタスティック・フォー(ティム・ストーリー)

 最近のアメコミ映画化が(製作陣の想定する)ソフィスティケートの過程で切り捨ててきた「今風じゃないなあ」という要素をむしろフィーチャーするという逆転の発想の映画。結果、心和む正統派娯楽映画に。俺、こういうの嫌いじゃないゼ!

 ジェシカ・アルバ扮するインビジブル・ガールの(透明になるための)脱衣シーンがなんの必然性もなく繰り返しギャグとして展開するのも「分かってるなあ」って感じで好印象。しずかちゃんかと思った。こういうのが監督一流のブラザーのセンスなのかしらん?

 ☆☆☆☆